「Internet Explorer 3.x/4.0x」に新たなセキュリティホール
日本語版修正プログラムは近日中に公開
(98/09/07)
米Microsoftは4日(現地時間)、「Interenet Explorer 3.x/4.0x」に新たなセキュリティホールがあることを明らかにし、英語版の修正プログラムを公開した。日本語版の修正プログラムは近日中に公開される予定。
この問題は「Cross Frame Navigate」問題と呼ばれ、悪意あるWebサイト管理者が「Interenet Explorer」のセキュリティ保護の裏をかき、Webサイトを訪れたユーザーのコンピューター上にあるファイルの内容を読める可能性があるというもの。これまでこの問題による被害は報告されていない。
この問題を抱えているのは、IEが統合されたWindows 98、Windows 95/NT 4.0用の「IE 4.0/4.01/4.01 SP1」、Windows 3.1/NT 3.51及びMacintosh用の「IE 4.0/4.01」、各 OS用の「Internet Explorer 3.x」。
マイクロソフト株式会社によると、日本語版を含む各国語版の修正プログラムは現在準備中で、近日中に公開する予定だという。
□米Microsoft
http://www.microsoft.com/
□「Cross Frame Navigate」問題
http://www.microsoft.com/security/bulletins/ms98-013.htm
□マイクロソフト セキュリティページ
(9月7日現在、この記事に関する情報は掲載されていない)
http://www.microsoft.com/japan/security/
(新城 雅章)