天気図作成ソフト「Weather Map for Windows95」Ver1.2
手作りの天気図を台風予測に役立てよう
(98/09/14)
日本列島はこれから本格的な台風シーズンを迎えるが、台風の動向を予測できれば、外出予定の変更や非常食の用意など、事前に対応できるはず。その場合の気象予測に便利な天気図を作成するソフトが「Weather Map for Windows95」だ。
「Weather Map for Windows95」は、毎日9:10, 16:00, 22:00の3回、ラジオのNHK第二放送で放送されている気象通報を聴きながらデータを入力することで天気図を作成できる。各地の詳細な気象情報や気圧配置など、放送で流れる情報の順番に沿ってデータを入力できるようになっている。天気図は自由に拡大でき、印刷したりビットマップやテキスト形式でクリップボードへコピーすることが可能だ。
一度天気図を作成してしまえば、指定時間後の予想される天気図もクリック一つで確認できる。台風の針路や前線の変化などを予測するのはもちろん、天気図に関する知識があれば各地の天候を予測することも可能だろう。天気図を一定期間に渡って記録し、別の画像ソフトでGIFアニメーションにして再現してみるのも有効な使い方だ。
ただし、ラジオ放送をリアルタイムに聴きながらデータ入力するには慣れが必要。最初から完璧に天気図を作成したいのなら、ラジオ放送を録音するのが最も確実な方法だ。これを機会に気象に関する知識を深め、「Weather Map for Windows95」で作った天気図をぜひ台風シーズンに役立ててほしい。
【著作権者】E.N.Software
【ソフト種別】シェアウェア \800
【バージョン】1.2 (1998/5/15)
□ダウンロード
http://www2.tky.3web.ne.jp/~nozu/
(日沼 諭史)