NTTパーソナル「パルディオ電話帳エディタ」を公開
PHS(NTTパーソナル)の電話帳管理がパソコンで可能に
(98/09/16)
NTTパーソナルは14日、PHSに内蔵している電話帳のデータをパソコンで編集可能にするソフト「パルディオ電話帳エディタ」を公開した。NTTパーソナル中央のホームページからダウンロードできる。対応しているPHS端末は10日現在、331S/341S/331P/331N/331Tの5種類。PCMCIA経由でデータ通信を行うため、341S以外はデータカードが別途必要。
編集部で341Sを使って確認してみたところ、編集可能な項目は「レコード・名前・よみ・電話番号・CMCセンター番号・グループ」の6種類。名前のふりがなとして設定可能な「よみ」がソフト側で最大6文字まで設定できるほか、電話番号も1人につき最大8カ所指定することができる。ただし、341Sの場合はPHS側に上限2文字という制限があるため、ソフト側で6文字の「よみ」を設定しても、341Sには最初の2文字しか登録されず、警告も出ない。
PHSに保存されている電話帳をダウンロード・編集した後、PHS側へアップロードできるのはもちろんのこと、CSVデータ形式でのインポート/エクスポートにも対応しているので、住所管理ソフトなどのデータを流用することも可能だ。また、電話帳をパソコン側に保存しておき、いざというときのバックアップとして使うこともできる。11桁化への移行や、大阪(06)の市内局番移行用に一括変換機能が実装されている。
【著作権者】NTT Personal
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.00(1998/9/14)
□NTTパーソナル中央ホームページ
http://www.nttphs.co.jp/chuo/link06.htm
(山本 幸広)