(98/09/17)
■ WAVEクリーニングソフト「WAVclean」がバージョンアップ
http://www.excla.com/WAVclean/
マイクで録音した際などに発生するWAVEファイルのノイズをクリーニングするソフト「WAVclean」が v1.6にバージョンアップした。設定画面がアイコンを多用したデザインに変更され、設定用のスライドバーが長くなるなど、初心者でも扱いやすいインターフェイスとなった。また「明るさ」を設定するバーが追加され、打楽器の音などの高音域を保護しつつノイズを減少させることができるようになった。そのほか、アルゴリズムの見直しにより若干の高速化も図られている。なお、v1.6にはクリーニングしたWAVEファイルが一部のソフトで再生できなくなる不具合が確認され、この問題を解決したv1.61が15日にリリースされている。
■ CPU温度上昇抑制ソフト、「CpuIdle」v5.0が公開
http://www.stud.uni-hannover.de/~goetz/
CPUの温度上昇を抑制するソフト「CpuIdle」が16日(現地時間)、v5.0にバージョンアップした。今回の主な変更点は、総アイドル時間(CPUが使われていない時間の合計)の表示機能追加、マザーボードの温度やCPUファンの状況を監視するフリーソフト「Motherboard Monitor」との連携機能追加、不具合の原因となる仮想デバイスドライバを必要としなくなったこと。
「CpuIdle」はWindows 95/98用のシェアウェアで、登録料は20ドル。省電力命令を実行することにより、Intel、AMD、Cyrixなど最近発売されたほとんどのCPUに対し、温度上昇を抑制することができる。
■ 「HyperSnap-DX」がDirectX 6に対応
http://www.hyperionics.com/www/snap32.htm
3DfxのGlideやDirectXのAPIを利用した画面表示にも対応したスクリーンキャプチャーソフト「HyperSnap-DX」が現地時間の15日、v3.21.00にバージョンアップした。DirectX 6の技術を使ったゲーム画面のキャプチャーが新たにサポートされたほか、保存時に発生する細かい不具合が修正された。
■ 「FileVisor4」v4.20、ファイルの暗号化・復号化をサポート
http://www.lightship.co.jp/
ファイル管理ソフトの定番「FileVisor4」が17日、v4.20にバージョンアップした。統合アーカイバプロジェクトで配布されている「ZIP32J.DLL」に対応し、パスワード付きZIPファイルの作成が可能になった。また「BZ2LIB.DLL」にも対応し、BZIP2での圧縮・解凍がサポートされた。そのほかにも、ファイルの暗号化・復号化やファイル名の一括置換機能などの新機能が追加され、MACバイナリが付加されたJPEG画像を内蔵ビューワーで表示できないなどの不具合が修正された。