(98/09/30)
■ タスクバー型ランチャーソフト「NCW」v1.00正式版がリリース
http://www.na.rim.or.jp/~twaka/
Windowsのタスクバーのように画面端に常駐するランチャーソフト「NCW」v1.00の正式版が27日に公開された。「NCW」はNew Comcept WkLaunchの意で、同じ作者による「WkLaunch」のVersion 3に相当するソフト。動作環境はWindows 95/98/NT4.0。
MacOSのアップルメニューに登録したハードディスクのように、指定したフォルダ以下のファイルを、マウスをポイントすることによりフォルダ単位で一覧できる。深い階層にあるファイルも簡単に起動したり、別の場所にコピーすることが可能で、途中がショートカットフォルダの場合でも、そのまま階層を掘り下げて表示することができる。
タスクバーと同様、画面上のどの端にも常駐でき、マウスを近づけたときのみ表示されるので、他のデスクトップアイコンを隠したり、他のウィンドウに隠されることなく使える。表示されるアイコンから右クリックメニューを表示させることも可能で、エクスプローラーを起動する回数を格段に減らすことができるほか、メモリの節約や作業効率のアップにも効果的だ。
■ マイクロソフト「マイクロソフト IME 98」のアップデートプログラムを公開
http://www.microsoft.com/japan/office/officefreestuff/ime/ime98sr1/
マイクロソフトは30日、マイクロソフト IME 98(以下MS-IME 98)のアップデートプログラムを公開した。これは、IMEパッドからSymbolやWinqdinqs等のフォントが入力できない問題や、句読点を含めて変換すると句読点(、。)がカンマと点(,.)に変換される問題などを解消したもので、対象となるMS-IME 98はWindows 98、Word 98、Windows NT Server 4.0などに搭載されているMS-IME 98のv6.00.00/v6.00.20。Windows 98を利用しているユーザーは「Windows Update」機能から、Windows 95/Windows NTを利用しているユーザーは同社のホームページからダウンロードできる。
■ 「Java Development Kit」v1.1.7が公開
http://java.sun.com/products/jdk/1.1/download-jdk-windows.html
米Sun Microsystemsは28日(現地時間)、Java Development Kit(JDK)をv1.1.7にバージョンアップした。今回公開されたのはWin32版とsolaris版で、現在、同社のホームページからダウンロードできる。
主な変更点は、標準の文字コードエンコーディングにWindows Latin-1と同様のCp1252コードが採用されたことや、EUの共通通貨単位となるEUROをサポートしたこと、対応するUnicodeのバージョンが2.1.2に上がったことなど。そのほか多くのバグフィックスが施されている。