「WinZip」v7.0正式版リリース
日本語版は数週間以内に公開予定
(98/10/06)
米Nico Mak Computingは、アーカイブユーティリティソフト「WinZip」v7.0の正式版をリリースした。今回リリースされたのは英語版のWindows 95/98/NT用のみで、Windows 3.1用はv6.3 SR-1のまま。1ライセンス29ドルのシェアウェアで、使用期間は21日間。現在、同社Webサイトなどからダウンロードできる。
v7.0では、メインウィンドウの一覧表示が各欄毎にリサイズ可能になったほか、ツールボタンを21種類の中から選択してカスタマイズできるようになるなど、ユーザーインターフェイスの改善が主な変更点となっている。「IE 4.0」をシェル統合でインストールしていると選択できる、ワンクリックでファイルを開くインターフェイスも新たにサポートされた。その他機能面では、CAB形式の解凍がサポートされたほか、同梱の「WinZip Self-Extractor Personal Edition」で複数のリムーバブルメディアに分割する自己解凍ファイルが作成できるようになっている。
「WinZip」の日本語版を取り扱っているP&Aによると、ヘルプを日本語化し、ダイアログボックス内での2バイト文字の文字化けなどを解消した日本語版v7.0を数週間以内にリリースする予定とのこと。また、2バイト文字を含んだファイルを作成できないなどの問題を解消したパッケージ版を年内にもリリースする予定という。
【著作権者】Nico Mak Computing
【ソフト種別】シェアウェア 29ドル
【バージョン】v7.0
□「WinZip」ホームページ
http://www.winzip.com/
（新城 雅章）
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