キャプチャー画像を他のマシンに転送する「きゃぷてん」がv1.06に
細かな不具合修正がメイン
(98/10/07)
キャプチャーした画像をネットワーク上の別のマシンに転送できる「きゃぷてん」が6日、v1.06にバージョンアップした。Windows 95/98上で動作するフリーソフト。
「きゃぷてん」の特徴はキャプチャーした画像をTCP/IPプロトコルを利用して別のマシンに転送できること。転送した画像は相手の画面上にそのまま表示され、ポップアップメッセージの送受信もできるので、ソフトの使い方を教えるときや、ソフト開発者どおしでの情報交換などに役立つ。
キャプチャーの範囲は、全画面領域、タスクバーを除いたデスクトップ領域、アクティブウィンドウやそのクライアント領域、任意の指定領域などが指定でき、キャプチャー方法も時間差指定と、マウスをクリックしたタイミングの2種類が用意されている。キャプチャーした画像や、転送された画像はBMP形式で保存可能で、BMP形式やGIF形式などの画像を読み込んで相手に転送することも可能だ。なお、画像を転送するには、送る側と送られる側の双方に「UNLHA32.DLL」がインストールされている必要がある。v1.06では、「UNLHA32.DLL」関連の処理を修正するなどの細かい修正がメイン。
【注】なお、作者のホームページでは、表記はv1.06となっているものの、ダウンロード用のリンクが旧バージョンのv1.05を指したままの状態となっている(7日23時現在)。窓の杜ダウンロードページでv1.06を用意しているので、しばらくはこちらでダウンロードするのが確実だ。
【著作権者】Pirock(山口 弘毅) 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.06(1998/10/06)
□Pirock Studio(「きゃぷてん」ホームページ)
http://www.fsinet.or.jp/~pirock/
□窓の杜ダウンロードページ
http://www.forest.impress.co.jp/capture.html#capten
(新城 雅章/ひぐちたかし)