Web上でキャラクターを動かすコンポーネント「Microsoft Agent 2.0」
キャラクターがWebページやアプリケーションの使い方を解説
(98/10/13)
米Microsoftは12日(現地時間)、「Microsoft Agent 2.0」の無償ダウンロードサービスを開始した。Agent 2.0はWebページやアプリケーションに個性豊かなアニメーションキャラクターを配置し、使い方などの案内をさせるためのコンポーネント。命令を同時に埋め込むことで、キャラクターの動作やメッセージの内容を指定することができ、メッセージを音声で読み上げることもできる。なお、日本語化DLLが別途配布されているものの、日本語化されるのはダイアログなどの表示部分だけで、読み上げ機能などは現在のところ英語でしか使えない。
Agent 2.0のホームページ上には、新たに加わったオウムのキャラクター「Peedy」を使ったサンプルページが用意されており、歌を歌ったり、ジョークを飛ばして話しかけるデモが見られる。キャラクターはほかにも、アラジンと魔法のランプに登場する風の魔人「Genie」、魔法使いの「Merlin」、ロボットの「Robby」の4種類が用意されている。
同ページでは開発者向けのダウンロードファイルも公開されている。また、Web上でVBScriptやJScriptを使ってコントロールするためのサンプルや、アプリケーション上でコントロールするためのVB、C++、Javaのサンプルも用意され、実際に動きを確認できるようになっている。
【著作権者】Microsoft Corporation
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.0(1998/10/12)
□「Microsoft Agent 2.0」ホームページ
http://www.microsoft.com/workshop/c-frame.htm#/workshop/imedia/agent/default.asp
□サンプルページ
http://www.microsoft.com/workshop/imedia/agent/TryMicrosoftAgent.htm
(新城 雅章)