直前に入力した5文字以上の文字列を再入力する「AgainTyper」v1.0が公開
IMEを起動し忘れた際に効果を発揮
(98/10/26)
直前に入力した文字を再入力するWindows 95/98用のフリーソフト「AgainTyper」が25日に吉村隆樹氏のホームページで公開された。これは、同氏が公開しているフリーソフト「Text Clipper」に搭載されているTypeAgain機能を独立させたもの。
TypeAgain機能とは、直前に入力された文字列をユーザーが設定した「Again Key」を押すだけで再入力する機能で、「Again Key」は[ALT]や[SHIFT]/[CTRL]とアルファベットキーなどの組み合わせから自由に設定できる。IMEが立ち上がっていない状態で文字を入力した場合でも、入力した文字を削除してからIMEを立ち上げ、「AgainKey」を押すだけでかな入力を行うことができるので便利。
記憶する文字列は直前に入力した5文字以上の文字列で、[BS]やスペースキーなど、文字以外のキーを入力した時点で記憶される。また、入力した文字列を最大20個まで記憶する履歴機能もあり、履歴から入力したい文字を選択し再入力することもできる。
初期設定では「Again Key」を1回押すと履歴が表示され、2回連続で押すと直前の文字列が再入力されるが、1回で直前の文字列を再入力し、2回で履歴表示を行うように設定することも可能。
【著作権者】吉村隆樹 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0(98/10/25)
□まなつのみかんのフリーソフト(「AgainTyper」ホームページ)
http://www.vector.co.jp/authors/VA001032/
(山本 幸広)