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XLink/XPointer対応のXMLブラウザー「HyBrick」が公開
複数のリンク先がリストから選択可能に

(98/10/27)

「Hybrick」v0.8  (株)富士通研究所は、XLink/XPointerをサポートしたXMLブラウザー「HyBrick」v0.8を公開した。Windows 95/98/NT4.0に対応したソフトで、使用期限の'99年4月30日まで無料で利用可能。現在、同社のホームページからダウンロードできる。

 「HyBrick」は、スタイルシート記述言語の国際標準である「DSSSLオンラインサブセット」を採用したXMLブラウザーで、XML文書の表示・印刷が可能。日本語表示に対応しているほか、画像はBMPとJPEG形式の表示ができる。HTMLでのハイパーリンクに相当するXLink/XPointerをサポートし、リンク部をクリックした際、複数のリンク先をリスト表示し、その中から選択できるようになっている。同梱のサンプルファイルでXML文書を体験できる。

 XMLはHTMLと同様、W3Cによって勧告されているオープンな文書記述言語。XML文書では、文書の論理構造のみを記述し、文書の表示フォーマットはスタイルシートファイルで定義するため、スタイルシートファイルを変更するだけで、文書の表示スタイルを変更できる。Microsoftも次期IEのv5.0でXMLのサポートを表明するなど、XMLは文書記述言語の標準になるとみられている。

【著作権者】(株)富士通研究所
【ソフト種別】試用版'99年4月30日まで
【バージョン】0.8

□HyBrick Home Page
http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/free/HyBrick/
□Extemsible Markup Language(XML)1.0
http://www.w3.org/TR/REC-xml

(小山 文彦)

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