動くキャラクターを手軽につくろう! 「Character Builder」v1.3
作成したキャラクターはBMPやVRMLで出力可能
(98/10/28)
「Character Builder」は、あらかじめ用意された豊富なキャラクターパターンをベースに、パーツや色を自由に組み合わせてオリジナルキャラクターを簡単に作成するソフト。作成したキャラクターはBMPやVRMLなど画像データとして出力することが可能で、あらかじめ設定されたパターンに沿ってアニメーションさせることができる。なお、利用するにはPentium 166MHz以上のCPU、メモリ16MB、40MB以上の空き容量と65,536色表示可能な環境が必要。
ベースとなるキャラクターパターンは男性や女性、子ども、犬猫など13種類用意されており、まずベースキャラクターを選び、キャラクターごとに設定されているコスチュームを選択する。その後、頭や手、胴などの各パーツを変更したり、各パーツの色の変更や、14種類用意されているテクスチャーの貼り付けを行い、オリジナルのキャラクターを作成していく。ズームイン/ズームアウトはもちろんのこと、上下左右の回転も行えるので、あらゆる角度からキャラクターを眺めることが可能。
作成したキャラクターは、あらかじめ設定されているパターンに沿って動かすことができ、「Walking」、「Yes Yes」(うなずく)など各キャラクター共通のパターンが25種類と、各キャラクター向けに作成されたパターンが数種類用意されている。音は一切出ないが、キャラクターがしゃべっている声が聞こえてきそうな感じがするほどリアルに動く。アニメーションデータは2DのBMPや、3DのVRML、ChromeEffects Tagsとして出力することができるので、Webなどに流用が可能。なお、BMPはアニメーションの各コマを1つずつ出力するので、アニメーションGIF作成ソフトなどで加工しよう。
11月にバージョンアップが予定されており、Internet Explorer 4.0で対応している「Direct Animation」や、アニメーションGIFの出力機能がサポートされる予定。「Character Builder」用のデータはWebから有償でダウンロードできるので、より細かくパーツを組み合わせてみるのも面白そうだ。
【著作権者】Zapa Digital Arts Ltd.
【ソフト種別】シェアウェア $99(試用期限30日)
【バージョン】1.3
□Zapa digital arts - Our Products
http://www.zapadigital.com/products/products_main_fr.html
(吉村 和幸)