米Ziff-Davisは2日(現地時間)、パソコンの各種パフォーマンスを測定する5種類のベンチマークソフト「Winstone 99」「WinBench 99」「3D WinBench 99」「CD WinBench 99」「Audio WinBench 99」を公開した。ただし、ダウンロードできるのは「WinBench 99」v1.0、「3D WinBench 99」v1.0、および「Audio WinBench 99」v1.0の3つのソフトのみで、ほかはCD-ROMでの有償配布になる。
「WinBench 99」では、CPUの速度や2Dグラフィックの描画速度、ハードディスクの性能などを測定する。「3D WinBench 99」では、サンプルCGを表示することでビデオカードのDirect3D対応度を確認できるほか、ゲームのような3D CGアニメーションの描画速度の計測も行われる。また、「Audio WinBench 99」では、主に最新ゲームに対するサウンドカードとスピーカーの性能を実際に自分の耳で確かめられ、周囲を回転するヘリコプターを再現した臨場感あふれるサウンドを再生するなどして、サウンドカードのDirectSoundおよびDirectSound 3D対応度、各種サウンド再生時のCPU占有率などが測定できる。「CD WinBench 99」はCD-ROMドライブの性能測定、「Winstone」はアプリケーションソフトの動作を前提にしたシステム全体の性能を測定する。
いずれのベンチマークソフトにもいくつかのベンチマーク結果があらかじめ登録されており、付属のビューワーにより自分の結果と比較できる。なお、全てのベンチマーク項目をテストするにはDirectX 6のインストールが必要。
□New 99 PC Benchmarks
http://www.zdnet.com/zdbop/tomtoday.html
|