Communicator 4.5日本語版がリリース
「What's Related」は日本語に対応するも「Internet Keyword」は日本語未対応
(98/11/09)
米Netscape Communicationsは、WWWブラウザーを含むクライアント群の最新バージョン「Netscape Communicator 4.5」の日本語版をリリースした。9日現在、同社FTPサイトからWindows 95/NT用の"Complete install"版のみがダウンロードできる。
「Netscape Communicator 4.5」は、同社のポータルサイトNetcenterとの連携を強化したSmart Browsing機能が主な特徴。表示中のページの関連サイトを一覧表示する「What's Related」や、URLに入力したキーワードで、 Netcenterや検索サイトで自動検索する「Internet Keyword」などが搭載されている。
10月にリリースされた英語版では、どちらの機能も日本語が文字化けして利用できなかったが、日本語版では「What's Related」で表示されるサイトの日本語タイトルが正しく表示されるようになっている。「Internet Keyword」も、日本語キーワードを入力するとInfoseek Japanに接続されるなど対応の動きはあるようだが、肝心なキーワードが文字化けしてしまい、正しい検索結果は得られなかった。
このほか、メールソフトの「Messenger」も、ニュースリーダー機能が統合され、画面が従来の2ペインから3ペインになるなど、大きな変更が加えられている。
□ダウンロード
ftp://ftp.netscape.com/pub/communicator/4.5/japanese/windows/windows95_or_nt/
□プレスリリース
http://home.netscape.com/ja/newsref/pr/newsrelease688.html
(新城 雅章)