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Smart Browsing機能をIEに搭載する「Netscape Tuneup for IE」が公開
プロキシー環境では動作せず、アンインストールできなくなることも

(98/11/09)

「Netscape Tuneup for IE」  米Netscape Communicationsは5日(現地時間)、Communicator 4.5のSmart Browsing機能をInternet Explorerに搭載するプラグイン「Netscape Tuneup for IE」をリリースした。同社の運営するポータルサイト「Netcenter」のSmartUpdateコーナーより自動インストールできるが、ホームページ(スタートページ)の設定がNetcenterに切り替えられるなど、IEユーザーをNetcenterに積極的に取り込む動きがうかがえる。

 「Netscape Tuneup for IE」はInternet Explorer 4.0および5.0上で動作する40KB程度のActiveXコントロールで、NetcenterのSmartUpdateコーナーから自動的にインストールできる。インストールすると、エクスプローラバーにSmart Browsing機能の一つ「What's Related」欄が表示され、現在表示中のページの関連サイト一覧が参照できるようになる。英語版Communicator 4.5では文字化けする日本語サイト名も正しく表示される。また、Communicator 4.5では日本語が利用できなかった自動検索機能「Internet Keywords」でも日本語が利用でき、Infoseek Japanでの検索結果ページが表示されるようになっている。

 なお、プロキシーサーバーを経由していると「Netscape Tuneup for IE」が正しく動作しないばかりか、通常の方法ではアンインストールできなくなることもあるので注意が必要だ。

 また、「Netscape Tuneup for IE」をインストールするとIEのホームページが強制的にNetcenterに変更されてしまう。Communicator 4.5にも、ユーザーが事前に選択できるとはいえ同様の仕掛けが組み込まれており、IEユーザーを自社のポータルサイトに積極的に取り込もうとする動きがうかがえる。

□ダウンロード
http://home.netscape.com/smartupdate/
□プレスリリース(英文)
http://www.netscape.com/newsref/pr/newsrelease696.html

(新城 雅章)

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