数字のいらない時刻表ソフト「Diaclock」v1.0が公開
アナログ時計の文字盤上に発車時刻を表示
(98/12/01)
数字のいらない時刻表ソフト「Diaclock」v1.0が公開された。「Diaclock」は従来の数字で発車時刻が羅列してある時刻表とは異なり、アナログ時計の文字盤上に発車時刻をマークで表示するソフト。現在の時刻を示す分針と発車時刻マークの開きで、発車までの時間を直感的に読みとることができる。Windows 95/98/NT 4.0に対応したシェアウェアで、登録料は個人使用で300円。現在、作者のホームページからダウンロードできる。
「Diaclock」は列車で出かけるときに、どの列車に乗車できるのかをチェックするのに適している。アナログ時計に49分以内に発車する列車と、10分前までに発車した列車の情報を分刻みで表示する。青が普通、赤が急行など電車の種別を色で区別し、電車の行き先を半角カタカナで省略表示する。たとえば中央林間行きなら「チ」、長津田行きなら「ナ」などと表示されるのでユーザーが直感的に把握しやすい。また、オフィスから駅までの移動時間を設定でき、駅への到着予測時刻を表示してくれるので、どの列車なら間に合うのかを簡単に確認できる。そのほか、駅到着後、最初に乗ることのできる列車の種別、行き先をウィンドウ内に漢字で表示することも可能だ。
標準で添付されている時刻表データは5種類のみだが、テキストファイルなのでエディターを使って作成・編集できる。作者のホームページの「時刻表データを10分で作る手順」を参考にして、まずは朝夕の通勤時刻表から作成してみよう。
【著作権者】Masako Kato 氏
【ソフト種別】シェアウェア 300円
【バージョン】1.0(98/11/07)
□ClockClub - PCアナログ時刻表Diaclock
http://www2u.biglobe.ne.jp/~clock/
(小山 文彦)