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ひぐちたかしの新作ソフト紹介


【第17回】

「ChkMail」v0.6
メール読んでくれたかな?が気になる人に

(98/12/22)

 比較的リリースが新しく、これからの成長も楽しみなオンラインソフトにスポットを当て、その魅力などを紹介しよう。

 インターネットでメールをやりとりしていると、『もう読んでくれただろうか?』と気になることがないだろうか。特に大事なメールの場合や、相手が筆無精だとわかっている場合など、届いているのかどうかさえ心配なこともしばしばあるものだ。最近のメールソフトの中にはそのような受信確認機能を持つものもあるが、同じメールソフト同士でないと使えなかったり、相手がメールを受信したことはわかってもメールを読んだかどうかまではわからなかったりする。そこで今回は、ほとんどのメールソフトで相手が読んだかどうかの確認ができるようになるツールを紹介しよう。

メールをWWWブラウザーで読ませるアイデアソフト

「ChkMail」v0.6  「ChkMail」は受信確認通知を既存のメールソフトを使って可能にしてくれる支援ソフトだ。「ChkMail」で作成されたメールには、[メール確認]というボタンが自動的に付加されて表示される。相手がボタンを押すことで差出人のメールアドレスに通知メールが送られるのだ。これなら確かに相手がメールを読んだことの確認になるし、ボタンを押すだけなので受信者側もキー入力の手間がない。

 その仕掛けは「ChkMail」がメールをHTMLファイルとして作成、いつものメールソフトでそれをファイル添付して送信し、相手にはWWWブラウザーで開いて読んでもらうというもの。[メール確認]のボタンはいわゆるHTMLのフォームタグを使って「ChkMail」が自動生成する。送信先と受信者のメールアドレス等の設定はJavaScript、cookieを使うことで実現しており、「ChkMail」作者の管理するWebサーバーのCGIを経由して差出人に確認通知メールが送られるわけだ。『なるほどその手があったか』と思わせる、アイデアの光るソフトだ。

 ファイル添付機能があればよく、ほとんどのメールソフトに対応しているのが大きなポイントだ。送信側が「Outlook Express」「Netscape Mail」「Becky!」のいずれかの場合は、メール本文作成後ファイル添付までの操作が自動化される。それ以外のメールソフトの場合は「ChkMail」で作成したメールがデスクトップにHTMLファイルとして保存されるので、これを手動で添付してやる必要があるが、Windows用の一般的なメールソフトならさほど難しい操作ではないだろう。作者によれば、今後ユーザーの要望に応じて自動化対応メールソフトを増やしていく予定とのこと。

便利な反面、気を付けるべきこともある

WWWブラウザで開いた受信確認メール  使用するにあたり、いくつか気になった点もある。まず原則的にメールの本文は「ChkMail」で書く必要がある。「ChkMail」で作成するメールの本文にはHTMLタグが使えるが、一方で「&」「<」「>」「"」などHTML上の特殊文字を使う際には「&amp;」「&lt;」「&gt;」「&quot;」といった文字列に自分で置き換えて記述する必要がある。

 また、受信者は添付されたHTMLファイルを必ずWWWブラウザーで表示させなければならない。「Becky!」などのHTMLメール内部表示機能で表示された場合は、[メール確認]ボタンを押してもエラーとなり、確認通知は送られないのだ。さらに、CGIサーバーにつながる状態で[メール確認]ボタンを押してもらう必要があり、モバイラーなどもっぱらオフライン環境でメールを読む相手の場合には不適かもしれない。後から内容を参照したいとき、その都度WWWブラウザーの起動が必要など若干面倒であるし、返事の際の引用がしにくい、本文のキーワード検索ができない、といった不便さもある。JavaScriptやcookieに対応したWWWブラウザーが必要という点も要注意だ。

 しかしそれらに気をつけさえすれば、好きなメールソフトで受信確認機能付きのメールを送れるようになる「ChkMail」は、やはり便利だと言うことができるだろう。待ち合わせ時間の変更連絡、会議開催の案内、はたまたクリスマスパーティや新年会、飲み会やデートのお誘い等々、年末年始のさまざまな場面で活躍しそうな一本だ。

【著作権者】西村 誠一 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.6(98/11/23)

□パソコン無料サポートとフリーソフト
http://www.asahi-net.or.jp/~tz2s-nsmr/

(ひぐち たかし)

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