アウトラインプロセッサー「AUTLA(あうとら)」v1.0が公開
印刷結果が読みやすく、HTML形式での出力も可能
(99/01/11)
文章を段落単位で組み立てていくアウトラインプロセッサー「AUTLA(あうとら)」v1.0が9日に公開された。Windows 95/98/NTに対応したフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
AUTLAは、論文やアイデアのメモ、会議の議事録作成などに適したアウトラインプロセッサー。エクスプローラ風の画面で、ウィンドウの左側に項目をツリー表示し、右側に各項目の内容を表示する。文章を段落単位の項目に分け、階層表示してくれるので、文章構成や全体像を把握しながら書き進めていくことができる。項目の作成・移動をツールバーのアイコンやドラッグ&ドロップで簡単に操作できるので、書きやすい段落や、思いついたところから書き始めることが可能だ。
また、階層ごとにタイトルのフォントを変更できるなど、印刷結果がわかりやすくなるよう考慮されている。全体をまとめてテキストファイルに出力したり、一括で段落ごとのHTMLファイルと見出しページを作成することも可能。長文を書くには多大な労力を要するものだが、見た目に柔らかい配色やアイコンのデザインが、作業のストレスを軽減してくれそうだ。
【著作権者】H.WAKIMOTO(脇元寛之) 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0(99/01/09)
□HWA開発室
http://village.infoweb.ne.jp/~wakimoto/hwa1/index.html
(小山 文彦)