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確定済みの単語を再変換する「Pseudo-Reconversion」v1.0β5
変換ミスをいつでも簡単再変換

(99/01/14)

「Pseudo-Reconversion」  最近のIMEは、誤変換した漢字を後から再変換できて便利だが、Word 98など再変換に対応したアプリケーションでしか使えなかった。しかし、それをほとんどのアプリケーションで再変換を可能にしてしまうのが「Pseudo-Reconversion」だ。

 「Pseudo-Reconversion」は、MS-IME 98の再変換機能を外部から利用し、誤って確定してしまった文字列を再変換してくれる便利なソフト。MS-IME 98がインストールされていれば、どのIMEを使用していても動作し、エディターやワープロなどショートカットキー(Ctrl+Cなど)でクリップボードへコピーができるソフトであれば利用できる。

 操作はいたって簡単。再変換したい文字列を範囲選択し、指定したキー(初期状態ではCtrl+Shift+Z)を押すと、文字列を変換可能状態に戻せる。いったん変換可能状態に戻せば、変換候補の選択方法はふだん使用しているIMEに依存しているので操作にとまどうことなく使える。

 実際に使用してみたところ軽快に動作し、どんな文字列でも変換可能状態に戻すことができた。ここで変換候補があれば、選んで確定すればよい。MS-IME 98使用時なら、IMEをオンにするのを忘れたときの「kyouhaiitenkidesu」を「今日はいい天気です」に一発変換できる。ただしWord 98とは異なり、再変換できるのは一種類の読みに対してのみで、たとえば「大和」を再変換しようとすると、「やまと」としては再変換してくれるが、「だいわ」としては再変換してくれない。

 編集部ではMS-IME 98のほか、ATOK12、シェアウェア版の松茸などで動作確認できた。気を付けているつもりでも、なかなか変換ミスがなくならない人におすすめのソフトだ。

【著作権者】ごとーた 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0β5 (98/10/28)

□Goto-TA Apps
http://www.ceres.dti.ne.jp/~goto-ta/apps/

(小山 文彦)

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