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RAR圧縮/解凍ソフト「WinRAR」v2.50 betaが公開
圧縮率と圧縮時間が改善され、WinRAR単独でZIPの圧縮/解凍をサポート

(99/01/19)

「WinRAR」  RAR圧縮/解凍ソフト「WinRAR」が18日、v2.50 betaにバージョンアップした。v2.50 betaでは、圧縮率と圧縮時間が改善され、WinRAR単独でのZIPの圧縮/解凍がサポートされた。Windows 95/98/NTに対応したシェアウェアで登録料は35ドル。現在、公式ホームページからダウンロードできる。

 v2.50 betaでは、圧縮率と圧縮時間が改善されたほか、外部ファイルを用いずにWinRAR単独でZIPの圧縮/解凍できるようになった。また、バックグラウンド圧縮/解凍機能も追加になっている。RARの圧縮はほかの形式に比べて時間がかかるため、このバックグラウンド圧縮/解凍機能を使って、他の作業と並行して行えば効率アップにつながる。

 新たに追加された「Estimate」機能では、ZIP/RARのbest/normal/fastの3つのモードでの圧縮サイズ/圧縮時間/圧縮率を試算し、一覧することができる。圧縮サイズと圧縮時間を確認し、圧縮率の高いRARを使うか、早めに圧縮できるZIPを使うかなどを選択するといいだろう。そのほか、圧縮ファイル内に含まれる実行ファイルをWinRAR上から解凍せずにそのまま実行可能になるなど利用面での改良が施されている。

【著作権者】Eugene Roshal 氏
【ソフト種別】シェアウェア 35ドル
【バージョン】2.50 beta(99/01/18)

□RAR / winRAR Registration Site
http://www.rar.de/

(山本 幸広)

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