ウィンドウのデザインを変更できる「WindowBlinds」v0.40 Preview
データはBeOS風やMacOS風、オリジナルのものまで多数
(99/02/04)
MP3プレイヤーのWinampやWWWブラウザーのNeoPlanetなど、「スキン」と呼ばれるデータを使用して、ウィンドウのデザインを変更できるソフトが増えてきている。ところが今度は、特定のソフトのウィンドウだけでなく、デスクトップ上のすべてのウィンドウのデザインを変更できるソフト「WindowBlinds」が登場した。
「WindowBlinds」を使うと、ウィンドウのタイトルバーや外枠のデザインのほか、エクスプローラに関連するウィンドウの背景などを自由に変更できる。ウィンドウのデザイン変更にはスキンを使い、標準で付属しているBeOS風やMacintosh風のスキンのほか、公開元のStardock Systems社のホームページでは、数多くのスキンがダウンロードできる。デザインを変更したくないソフトがある場合は、除外するリストに追加すればよい。タイトルバーにあるボタンの位置や、クリックしたときの効果もスキンごとに異なるので、カスタマイズして使えば、まるで自分だけのオリジナルOSを使っているような気分になる。
スキンは再起動なしに変更できるが、実行中はCPUパワーをかなり消費してしまうので注意。また、編集部で試したところ、まだバージョン番号が若いせいか、Windowsの動作が不安定になることがあった。試してみる前に、作業中のファイルは必ずバックアップしてしておこう。オリジナルスキンを作成できる「ThemeBuilder」も公開されているので、自作スキンを作って友達同士で楽しむのもいいだろう。
【著作権者】Neil Banfield/Stardock Systems, Inc.
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.40 Preview(99/02/01)
□Window Blinds
http://www.stardock.com/products/windowblinds/
(小山 文彦)