簡単解凍ソフト「Archway」v0.12がリリース
「Lhasa」と同様の操作方法で7種類の圧縮形式に対応
(99/02/08)
ドラッグ&ドロップだけで簡単に圧縮ファイルを解凍できる解凍専用ソフト「Archway」v0.12が6日にリリースされた。解凍専用の定番ソフトである「Lhasa」と同様の操作方法で、7種類の圧縮形式に対応している。Windows 95/98/NT 4.0上で動作するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「Archway」の特長は、定番の解凍専用ソフト「Lhasa」と同じ操作感で7種類の圧縮ファイルが解凍できること。統合アーカイバプロジェクトの仕様に基づいた外部DLLを利用するかたちで、LZH/ZIP/ARJ/CAB/RARなど7種類の圧縮形式に対応している。圧縮ファイルを「Archway」のアイコンにドラッグ&ドロップするだけで解凍できるほか、ファイルの関連付けをしておけば圧縮ファイルをダブルクリックするだけで解凍できる。
解凍先は、「デスクトップ」、「Program Files」、「マイ ドキュメント」など任意のフォルダにあらかじめ指定できるほか、圧縮ファイルと同じフォルダに解凍する設定もできる。Lhasaのように、アーカイブと同名のフォルダを新規作成してその中に解凍したり、解凍後に解凍先フォルダを自動的に開くことも可能だ。新規作成するフォルダ名からバージョン番号などの数字部分を取り除く機能も実装されている。
なお、外部DLLは別途インストールする必要があるが、設定画面にインストール状況とバージョンが一覧表示されるので、それをもとに必要なDLLをインストールするとよい。「Archway」自体はバージョンアップチェックソフト「更新風鐸」に対応しており、インターネットを通じてバージョンアップ情報を得ることができる。
【著作権者】浅野 貴章 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.12(99/02/06)
□Archway for Windows - ardry's Software Library A.S.L.
http://www.vector.co.jp/authors/VA011055/soft/archway.htm
□統合アーカイバ・プロジェクト Common Archivers Library
http://www.csdinc.co.jp/archiver/
(新城 雅章)