3Dスクリーンセーバー「Virtual Intelligence Matrix 30c」
仮想空間で謎の女性が緑を広げていく
(99/02/08)
仮想知能の進化がテーマの3Dスクリーンセーバー「Virtual Intelligence Matrix 30c(以下VIM)」が公開された。大きなキャラクターが画面いっぱいに動き回り、動作にはDirectX 6と高性能なCPUや3Dビデオカードが必要。Windows 95/98に対応したシェアウェアで、登録料は20ドル。現在、作者のホームページからダウンロードできる。
「VIM」は、青い空と広い草原をもった美しい仮想世界に、なぜかレオタードを着た若い女性が出現する。この女性が"Virtual Intelligence"(仮想知能)という設定で、草原に植物の種をまき、育てていきながら仮想世界を変えていくというストーリー。単なるアニメーションではなく、起動ごとに毎回違う展開をしていく。また、この仮想世界には、日が沈んだり、星が出たりと昼夜のサイクルもある。そのなかで、最初は飛んでいく種子を眺めたり、追いかけたりするだけの彼女(仮想知能)が、進化していく課程を観察することができる。
残念ながら「VIM」はスクリーンセーバーのため、保存して途中から続きを見ることができない。彼女が成長し、仮想空間が緑でいっぱいになった状態を見るためには、「VIM」を動作させ続ける必要がある。
【著作権者】Michael A. Colicos 氏
【ソフト種別】シェアウェア 20ドル
【バージョン】-(99/02/08)
□Quantum Flux
http://users.abac.com/qflux/
(小山 文彦)