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【第23回】

君は戦勝国の総司令官になれるか?
「リアルタイム版大戦略 ~+インターネット対戦~」

(99/02/17)

 戦争シミュレーションゲームのおもしろさは、緻密な戦略をたてて作戦を遂行していく頭脳プレイが楽しめる点。プレイヤー自らが陸海空三軍の総司令官となり、勝利をおさめたときの達成感がたまらない。今回は、戦争映画以上の迫力と緊張感を味わえる「リアルタイム版大戦略~+インターネット対戦~」 を紹介しよう。

 「リアルタイム版大戦略 ~+インターネット対戦~」は、敵味方が交互に命令して作戦をじっくりと考えるターン制ではなく、作戦を考える間も時間が進んでいくリアルタイム制を採用したシミュレーションゲーム。また、人間同士の駆け引きを楽しめるネットワーク対戦もサポートしている。時間がリアルタイムに進むことで、ネットワーク対戦時もスピーディーなプレイが可能になっている。戦争が繰り広げられる舞台となる"マップ"は、山あり海ありの様々な地形で構成され、"ヘックス"と呼ばれる六角形のマス目で区切られている。このゲームでは戦闘機や戦艦、戦車など様々な兵器が登場し、プレイヤーは「部隊」という単位で部下を指揮する。1つのヘックスには1つの部隊しか配置できず、部隊はヘックスを単位にして移動し、戦闘を行うことになる。

起動直後のロゴ画面 軍団の新規部隊を編成する
(c)1999 SystemSoft Corporation

 体験版のアーカイブファイルは約3MBと気軽にダウンロードできるサイズだ。「リアルタイム版大戦略 体験版」ホームページに、体験版のインストール方法などが書いてあるので参照してほしい。体験版ではコンピューターとの対戦で、1つのマップのみプレイできる。ゲームを起動したら、まずは自分の軍団名を決めよう。自由に入力できるので強そうな名前にしたい。次に使用する兵器のタイプをアメリカ製かロシア製のどちらか一方を選択する。アメリカ製を選べば、"F-15イーグル戦闘機"や"パトリオットミサイル"などを駆使して戦うことができる。そして、次は陸海空各部隊のバランスを考えながら、予算の許す限りできるだけ強力な兵器を備えた部隊をリストから選択しよう。戦争の予算はプレイヤー自身が決められるが、いかに少ない予算で勝利を収めることができるか試してみるのもおもしろいだろう。最後に自分で練った戦略をもとに各部隊をマップ上に配置しよう。いったんゲームが開始されると、あとから追加配置はできないので、ここでの部隊配置が勝敗のカギをにぎる。なお、ここで各部隊に移動先まで命令しておくと、ゲーム開始後すぐに作戦を開始できる。

兵器をダブルクリックすると詳細情報が表示される 全部隊配置完了
(c)1999 SystemSoft Corporation

 [ゲーム開始]ボタンを押すとリアルタイムに時間が進みはじめる。各部隊ごとにそれぞれ敵を発見できる広さに違いがあるので、部隊ごとの特性を早く把握することが大切だ。ゲームが進行するにつれ、いつどこで敵と遭遇するかわからない緊迫感につつまれ、画面から目を離す余裕すらなくなっていく。中立都市や施設が集中するマップ中央部を先に確保して弾薬や燃料の補給拠点とし、敵地に攻め込む足がかりにしよう。敵司令官のコンピューターは、戦闘で勝ち目がなくなるとさっさと退却するが、深追いして敵地に引きずり込まれないように。戦闘では優位にたてるよう地形や部隊の特性を利用するのがポイント。飛行機は燃料が切れると墜落してしまうので常に全部隊に気を配り、退却や補給を司令するのも重要な役目だ。スキを見つけて敵地深くまで侵攻し、敵の軍司令部をすべて破壊すると勝利となる。頭脳をフル回転させて勝利をつかんだときの爽快感は病みつきになること間違いナシ。

各部隊の移動先を指令したらいよいよゲーム開始 F-22ラプター戦闘機部隊が敵のヘリを攻撃!
(c)1999 SystemSoft Corporation

 製品版はすでに発売中で、アメリカ、ロシア、日本など8ヶ国から計217種類の部隊が登場し、全部で30種類のマップが収録されている。また、対戦相手を簡単に見つけられるインターネット対戦専用サーバーが用意されている。20種類の追加マップ集「リアルタイム版大戦略マップコレクション」と、製品版と追加マップ集がセットになった「リアルタイム版大戦略バリューパック」は3月19日に発売予定になっている。

(99/02/12、Rttrial.exe、3.01MB、ゲームデモ)

□SystemSoft PRODUCTS
http://www.systemsoft.co.jp/PRODUCTS/amusement/RealTime_D.html
□「リアルタイム版大戦略 体験版」
http://www6.tokyoweb.or.jp/systemsoft/LIB/RTD_try.html

(齋藤 正穂)


製品版の動作環境
必須
CPUPentium 133MHz
メモリ24MB
ビデオカード4MB
CD-ROMドライブ4倍速
HDD必要空き容量50MB
その他Windows 95/98/NT 4.0、DirectX 6.0、サウンドカード

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