「ModelMagic3D」でオリジナル3Dスクリーンセーバーを作ろう
自分でモデリングしたオブジェクトをOpenGLでアニメーション再生
(99/04/06)
グラフィカルな3D CGスクリーンセーバーを自分でも作ってみたいと思ったことはないだろうか。3D CGモデリングソフト「ModelMagic3D」を使えば、難しいプログラミング言語を覚えなくても、グリグリ動き回る3D CGスクリーンセーバーを作成できる。
「ModelMagic3D」は、立方体や曲線などを組み合わせ、光源やカメラの位置を決めてOpenGLによる3D空間を作り上げていくソフト。作成した3Dデータは独自形式、またはビットマップとして保存できる。さらに「ModelMagic3D」にはスクリーンセーバーが同梱されており、「ModelMagic3D」を使って作成した独自形式の3Dデータをスクリーンセーバーから呼び出すことで、3D CGが表示されるようになっている。3Dデータ作成時にアニメーションを設定していれば、スクリーンセーバー上でもアニメーションが再生される。
一方、「ModelMagic3D」のモデリング機能には、なめらかな曲線を描くことができるスプライン曲線やNURBs曲線による描画方法が用意されているほか、秒間の移動・回転距離を設定することによるオブジェクトやカメラのアニメーション機能も搭載されている。また、テクスチャーにはビットマップとAVIを使用でき、アニメーションを設定していれば、オブジェクトの表面でそのままAVIムービーを再生することも可能だ。複雑な地表や雲のモデルもあらかじめオブジェクトとして用意されているので、3D CGのモデリングが苦手な人も、手軽に美しい3D CGアニメーションとスクリーンセーバーを楽しめる。
【著作権者】ImageWare Development 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.40(99/04/02)
□ImageWare Development
http://www.imagewaredev.com/
(日沼 諭史)