メールマガジンをHTML化するソフト「MM Builder」v1.0が新規公開
20種類までのメールマガジンを一括処理できる
(99/04/13)
メールマガジンをHTML化するソフト「MM Builder」v1.0が、11日に新規公開された。POPサーバーから指定したメールマガジンのみを受信し、メールマガジンの個人用バックナンバーをHTMLファイルで作成することができる。Windows 95/98に対応したシェアウェアで、登録料は1,500円。現在、作者のホームページからダウンロードできる。
「MM Builder」は、Subjectに指定した文字列を含むメールのみをPOPサーバーから受信し、自動的にHTMLファイルを作成してくれるソフト。指定したメールマガジンをはじめて受信した際に、左側にSubjectのリスト、右側に本文が配置されたフレーム型のHTMLファイルが作成される。POPサーバー上のメールマガジンしかHTML化できないため、配信されるたびに「MM Builder」で受信する必要があり、そのつど最新号がSubjectのリストに追加されていく。
同一アカウントで受信する20種類までのメールマガジンを登録でき、一括で処理することが可能。各メールマガジンごとに別のHTMLファイルが作成され、「MM Builder」ウィンドウ中に表示されるリストからクリックするだけでブラウザーで表示することができる。URLやメールアドレスに自動的にリンクを埋め込んでくれるのも便利だ。
受信したメールを削除しない設定があるほか、メールマガジン以外の新着メールがあるときは教えてくれるなど、通常使用しているメールソフトとの併用も考慮されている。ただし、編集部で試してみたところ、窓の杜メールサービスをHTML化しようとすると、途中でプログラムが終了してHTMLを作成することはできなかった。そのほか、HTML形式のメールマガジンには今後対応する予定となっている。
【著作権者】hide 氏
【ソフト種別】シェアウェア 1,500円
【バージョン】1.0(99/04/11)
□MM Builder Home Page
http://plaza24.mbn.or.jp/~tcn/mem/mmb/
(小山 文彦)