変形オブジェクトも楽々の国産3D CGモデリングソフト「Metasequoia」v1.0
オブジェクトのテクスチャーに直接ペイントも可能
(99/05/13)
変形オブジェクトを簡単に作成できる「メタボール」などをサポートした国産の3D CGモデリングソフト「Metasequoia」v1.0が10日にリリースされた。Direct3DまたはOpenGLによる3D表示画面で直接モデリングが可能。Windows 95/98/NT4.0対応のシェアウェアで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「Metasequoia」は、ペイントソフトで絵を描くように3Dオブジェクトのテクスチャーに直接ペイントできる「3D Paint」機能と、複数のオブジェクト同士を粘土のように柔かく変形させながらくっつけたり離したりできる「メタボール」という機能を搭載している。全ての操作はリアルタイムに画面に反映されるため、複雑な色と形状のオブジェクトでも目で確認しながら簡単に作成することが可能だ。
ファイルの入出力については、DXF/3DS/OBJなど8種類の読み込みと、VRML/DirectX/POV-Ray形式など13種類の保存に対応。テクスチャーにはBMP/PNG/JPG/TGA/PPM/TIMの計6種類のファイル形式が利用できる。
なお、作者のホームページからは、シェアウェアであるv1.0とともにv1.0と同等の機能をもったベータ版もダウンロードできる。ベータ版は6月15日まで利用できるという期間限定ながら、機能制限なしに使用可能となっている。
【著作権者】O.Mizno 氏
【ソフト種別】シェアウェア 5,000円
【バージョン】1.0(99/05/10)
□Mizno Lab.
http://www1.sphere.ne.jp/mizno/
(日沼 諭史)