15年の歳月を経て復活した名作アクティブRPG「ハイドライド」
画面やBGMがそのままのオリジナルモードに加え全て一新されたアレンジモードも
(99/06/07)
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「ハイドライド」オリジナルモード |
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「ハイドライド」アレンジモード |
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RPGにアクションとアドベンチャーの要素をミックスした「アクティブRPG」と銘打たれ、'84年にPC-8801用として登場したゲーム「ハイドライド」が、今度はWindows 95/98でプレイできるようになった。全てが昔のままの「オリジナルモード」と、グラフィックやサウンドが一新された「アレンジモード」が用意されているので、当時の「ハイドライド」ファンはもちろん、「ハイドライド」を知らないユーザーでも楽しめるようになっている。
「ハイドライド」のゲームの目的は、妖精の住む王国フェアリーランドを救うため、勇敢な若者ジムとなって悪魔バラリスを倒すこと。主人公が画面の端まで進むと画面が切り替わってフィールドを移動する見下ろし型の2D表示で、モンスターを倒し続けて経験値を一定以上まで上げると、生命力と攻撃力が一段階ずつアップする、レベルアップ型のアクションRPGだ。ゲームを始めると、モンスターがうごめくフィールド上に突然放り出される。モンスターへの攻撃は体当たりするだけだが、後ろから攻撃したり、「半キャラずらし」による攻撃といったテクニックを使いこなせば強敵も倒せる。攻撃重視の「ATTACK」モードと、防御重視の「DEFEND」モードをうまく使い分けることも重要だ。現在のゲームの状態はいつでも保存できるので、こまめに保存しておけばゲームオーバーになっても直前の状態からすぐにゲームを再開できる。
「ハイドライド」には、ゲーム中にいつでも切り替えられる「オリジナルモード」と「アレンジモード」という2つのゲームモードが用意されている。「オリジナルモード」は、15年前のハイドライドそのままの8色で描かれた画面とビープ音のBGMで、当時のハイドライドをプレイしたことのあるユーザーにとってなつかしい場面が次々現れる。「アレンジモード」は「オリジナルモード」とストーリーや遊び方に違いはないものの、美しいグラフィックや豪華なサウンドに変更されているので、「ハイドライド」を知らないユーザーでも楽しめるようになっている。ゲームの進め方に迷ってしまったら、ゲームのヒントが詳しく解説されている付属のドキュメントを参考にしよう。
なお、本ソフトはベクターシェアレジ等で送金した後に送られてくる解除キーを入力しなければインストールできず、試用もできない。
【著作権者】T&E SOFT, Inc.
【ソフト種別】シェアウェア(試用不可)1,500円
【バージョン】ダウンロード版(99/05/20)
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(日沼 諭史)
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