3Dゲーム用モジュール作成ソフト「SRMA」v1.00 beta 2がリリース
QuakeシリーズやHeretic IIなどのオリジナルキャラクターを作成可能
(99/06/11)

米Shadow Realm Gamesは10日(現地時間)、3Dゲーム用のキャラクターモジュール作成ソフト「Shadow Realm Model Animator(SRMA)」のv1.00 beta 2をリリースした。OpenGLを利用して動作するソフトで、現在同社サイトからダウンロードできる。
SRMAは「Quake」や「Heretic II」などに登場する3Dキャラクターを作成するソフト。関節や骨格のデータを一から起こして作り上げるのはもちろん、「3D Studio MAX」などで作成した3Dデータを取り込んで加工することもできる。基本となるキャラクターが仕上がったら、走る動作や銃を発砲する動作など、各動作に応じたアニメーションパターンを、関節を動かして作成し、各ゲームのデータ形式に出力する。
現在はベータ版のため、出力できるデータ形式は初代「Quake」のみとなっているが、正式版では「Quake II」や「Quake III」、「Heretic II」用のデータ形式も出力可能になる予定。各ゲーム用のキャラクターデータを読み込むことも可能になり、アレンジを加えてオリジナルキャラクターに仕上げることもできるようになるとのこと。また、正式版では「3D Studio MAX」や「Lightwave」のプラグインが利用可能となる予定。
【著作権者】Shadow Realm Games, Inc
【ソフト種別】フリーソフト(個人利用)
【バージョン】v1.00 beta 2(99/06/10)
□Shadow Realm Games - Main
http://www.shadowrealmgames.com/
(新城 雅章)