「秀丸エディタ」英語版、米ドル建てによる販売を開始
日本で15万本売れた「The king of text editors」
(99/06/17)
(有)サイトー企画は15日、テキストエディター「秀丸エディタ」の英語版である「Maruo editor」の米ドル建て販売および英語でのサポートを行うため、FusionSysと提携したと発表した。「Maruo editor」は、「秀丸エディタ」からひらがなとカタカナの変換機能やIMEの再変換機能など日本語特有の機能を削除したもの。Windows 95/98/NT 3.51以降で動作するシェアウェアで、登録料は40ドル。現在、FusionSysのホームページなどからダウンロードできる。
FusionSysのホームページでは、「秀丸エディタ」を「The king of text editors」と称し、日本で15万本売れたテキストエディターとして紹介している。編集部から問い合わせてみたところ、FusionSysは英語版の米ドル建てによる独占的な販売権を取得し、すでに10程度の米国内のダウンロードサイトに登録済みとのこと。シェアウェア登録方法として“Kagi.com”を採用し、各種クレジットカードでの決済が可能となっている。
なお、英語版の国内向け販売および日本語サポートについては、今後もサイトー企画で行われるとのことだ。
【著作権者】(有)サイトー企画
【ソフト種別】シェアウェア 40ドル
【バージョン】3.01(99/06/16)
□秀まるおのホームページ
http://hidemaru.xaxon.co.jp/
□FusionSys
http://fusionsys.com/
(小山 文彦)