グラフィック編集ソフト「GIMP」が19990621版にバージョンアップ
レイヤーやエフェクト機能などを備えた高機能グラフィック編集ソフト
(99/06/23)
グラフィック編集ソフト「GIMP」が21日、19990621版スナップショットにバージョンアップした。「GIMP」はもともとLinuxなどUNIX系OSで動作しているプログラムをTor Lillqvist氏らがWindowsに移植したもので、今回は3ヶ月半ぶりのバージョンアップ。TWAINに対応したほか、安定性が向上するなど多くの改良が加えられている。GPLに準拠したWindows 95/98/NT 4.0に対応したフリーソフトで、現在作者のページからダウンロードできる。なお、日本語はサポートされていない。
「GIMP」は、レイヤー、豊富なエフェクトやさまざまなブラシなどPhotoshopに匹敵するほどの多機能グラフィック編集ソフト。Script-Fuと呼ばれるスクリプト言語を実装している点が特長。Script-Fuを応用すればバッチ処理による画像加工が可能だ。
【著作権者】Tor Lillqvist 氏(UNIX・X版はPeter Mattis 氏、Spencer Kimball 氏)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】19990621(99/06/21)
□GTk+ and GIMP for Windows
http://www.gimp.org/~tml/gimp/win32/
(しらはた しん)