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【第43回】

スーパーバイクRVF-RC45のパワーを体感!!

「Castrol Honda Superbike 2000」

(99/07/14)

 最近は「MotoRacer」や「RedlineRacer」など、バイクをモチーフにした作品の人気が高まりつつある。伸びのいい加速や地面スレスレのコーナリングは、2輪ならではの楽しみ。今回紹介する「Castrol Honda Superbike 2000」も、そんなバイクレースのおもしろさと難しさをリアルに体感させてくれる作品だ。

タイトル画面

 “カストロールホンダ”といえば、ロードレース世界選手権や全日本ロードレース選手権に名を連ねる、超一流のチーム。ジョン・コシンスキーが駆るRVF-RC45は、その驚異的なパワーを武器に、1997年のスーパーバイク世界選手権を制した。このゲーム「Castrol Honda Superbike 2000」は、カストロールホンダチームからレーシングマシンの性能データの提供を受け、RVF-RC45を忠実に再現したという。

メインメニュー。選べるサーキットは2種類 マシンとサーキットの状態を確認し、いざレースヘ

 "chs2000demo.exe"のダウンロードが終わったら、表示されるメッセージを読みながら、標準設定のままシステムに組み込もう。インストール終了後、画面左下の「スタート」ボタンから「プログラム」-「Castrol Honda Superbike 2000」フォルダの順にメニューを開き、「Castrol Honda 2000」を選べばデモが始まる。

遠景や建築物も美しく描写されたプレイ画面 壮絶なマシンパワーを実感するコーナリング

 デモ版で遊べるのは、「USA」と「Allerton G.P.」というふたつのサーキット。操作はキーボードのほか、“Microsoft SideWinder Force Feedback Pro”や“FreeStyle Pro”などのゲームコントローラにも対応している。バイクの操縦であることを考えると、パッドを傾けながらプレイできるFreeStyle Proが一番合っているかもしれない。ちなみにキーボードでの操作は、アクセルが[A]、ブレーキが[Z]、左右のコントロールが[<]と[>]、シフトアップが[P]、シフトダウンが[L]となっている。

ギア3速で軽く160Kmオーバー 「Allerton G.P.」では雨中のレースを体感できる

 実際にプレイしてみると、想像以上に難易度が高いことがわかる。思うように車体を制御することができないのだ。RVF-RC45といえば、ホンダが総力を結集して組み上げたレース専用マシンで、出力160馬力、最高時速300Kmという怪物だ。これを忠実に再現したというのだから、筆者のような凡人に扱えるはずもない。ゲームというよりはシミュレーターと位置づけたほうが正解で、そういう意味でのリアリティは抜群だと思う。しかしある程度操作に慣れてくると、恐ろしいほどの加速感やパワーを体感することができる。怪物マシンを乗りこなす快感。それこそが、このゲーム「Castrol Honda Superbike 2000」の魅力なのだ。

ちょっとした気の緩みが転倒につながる コントロールに慣れるまでは上位入賞は難しい

 前述のように、デモ版で走ることができるサーキットはふたつ。オプションの設定にも、制限がつけられている。しかし製品版では20種類のサーキットが用意され、天候を自由に変化させることもできるとのこと。ネットワーク対戦にも対応し、最大6人で競えるというのもおもしろそうだ。スーパーバイクRVF-RC45の走りを、見事に再現したレーシングゲーム。アクセル全開でサーキットを爆走するキモチよさを、ぜひ味わってほしい。

(99/07/01、: chs2000demo.exe、13.4MB、ゲームデモ)

□Castrol Honda Superbike 2000 ホームページ
http://www.gamesarena.com/castrol2/index1.html
□Castrol Honda Superbike 2000 デモ版ダウンロードページ
http://www.gamesarena.com/castrol2/index2.html
http://www.3dfiles.com/games/castrolhondasuperbike2000.shtml

(駒沢 丈治)


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