Windows Media Audioに対応した「MusicMatch Jukebox」v4.1をリリース
CDから直接WMAエンコードができるほか、MP3ストリーミングにも対応
(99/08/11)
米MusicMatch社は10日(現地時間)、MP3に対応した音楽コンテンツ管理ソフト「MusicMatch Jukebox」のv4.1をリリースした。v4.1では新たにWindows Media Audio(MS Audio)のエンコード/再生をサポートしたほか、MP3のストリーム再生にも対応した。Windows 95/98/NTで動作するソフトで、現在同社サイトからダウンロードできる。
「MusicMatch Jukebox」はMP3対応の音楽コンテンツ管理ソフト。RealNetworksの「RealJukebox」と同じように、インターネット上のMP3コンテンツや音楽CDをデータベース管理しながら、曲を再生する。音楽CDをセットするだけで、CDDBサーバーにアクセスして曲情報を取得し、全てのMP3ファイルにエンコーディングしてくれる手軽さが特長だ。
今回リリースされたv4.1では、Microsoftが提唱する「Windows Media Audio」(WMA)をサポート。MP3と同様に、音楽CDをセットするだけで全ての曲をWMA形式にエンコードできるようになった。また、MP3のストリーム再生にも対応したほか、WWWブラウザーでMP3ファイルなどの音楽コンテンツをダウンロードした場合でも、自動的に「MusicMatch Jukebox」のデータベースライブラリに登録され、いつでも再生できるようになっている。
「MusicMatch Jukebox」は、CD音質にやや劣る96kbpsまでしかエンコードができないフリー版と、CDとほぼ変わらない音質の128kbps以上でのエンコードができるエンハンスト版の2種類がある。エンハンスト版の価格は29.99ドルで、ライセンスキーをオンライン購入してフリー版からアップグレードすることができる。
【著作権者】MusicMatch, Inc.
【ソフト種別】フリーソフト/シェアウェア 29.99ドル
【バージョン】4.10.0056(99/08/10)
□MusicMatch
http://www.musicmatch.com/
(新城 雅章)