圧縮ファイル内のテキストファイルを閲覧する「LzText」v0.9.6が公開
LHA/ZIP/CABアーカイブ内のテキストを自動で探し出して表示
(99/08/13)
圧縮ファイル内のテキストファイルを自動で探し出して閲覧できる「LzText」v0.9.6が公開された。解凍ソフトを使うことなく、圧縮ファイルに含まれる複数のテキストファイルを素早く開いて閲覧できる。Windows 95/98/NT 4.0対応のフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「LzText」は、LHA/ZIP/CABの各形式で圧縮されたアーカイブや自己解凍形式のファイルを解凍せずに、圧縮ファイルに含まれる拡張子TXTのテキストファイルを開いて閲覧できるソフト。エクスプローラのファイルの右クリックメニューにある「送る」に「LzText」へのショートカットを登録しておけば、圧縮ファイルを「LzText」に「送る」だけで、圧縮ファイル内のテキストファイルを開いて閲覧できる。テキストファイルは関連付けされているアプリケーションで開けるほか、「LzText」内蔵のテキストビューワーで開くことが可能。圧縮ファイル内に複数のテキストファイルが含まれている場合は、最大10個までのテキストファイルを同時に開くことができる。
また、「LzText」内蔵のテキストビューワーでは、複数のテキストファイルをタブで切り替えながら閲覧できる。オンラインソフトをダウンロードした際、圧縮ファイルを解凍する前に説明書だけ手早く読みたいときなどに役立つだろう。なお、LHA/ZIP/CABの各圧縮ファイル内のテキストファイルを閲覧するためには、それぞれUNLHA32.DLL/UNZIP32.DLL/CAB32.DLLが必要。
【著作権者】Kino 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.9.6(99/08/12)
□Kino's Soft Labo
http://www.ann.hi-ho.ne.jp/kino/
□窓の杜 - 圧縮・解凍DLL
http://www.forest.impress.co.jp/dll.html#unlha32
□Common Archivers Library(DLLのダウンロードページ)
http://www.csdinc.co.jp/archiver/
(日沼 諭史)