あらゆる単位を相互に換算する「ドクターUnits」1.00がリリース
自分だけのオリジナル単位を定義して変換することも可能
(99/08/17)
あらゆる単位を相互に換算できる度量衡換算ソフト「ドクターUnits」v1.00が、17日にリリースされた。Windows 95/98/NT 4.0に対応した1,200円のシェアウェアで、現在作者ホームページからダウンロードできる。
「ドクターUnits」は、あらゆる単位を相互に換算できる度量衡換算ソフト。例えば長さなら、メートル、マイル、ヤード、フィート、インチ、間、尺などの単位のなかから換算したい2つの単位をプルダウンメニューから選択し、どちらか一方の単位の入力欄に数値を入れるだけで、もう一方の単位の入力欄に換算した数値が表示される仕組みになっている。
インストールした直後では、長さ、面積、体積、重さ、圧力、温度、暦の7グループで合計42種類の単位を換算できるが、それ以外にも自分で単位を定義して追加できるのが「ドクターUnits」の最大の特長だ。例えば、長さの単位に自分の歩幅や手のひらを広げたときの親指と小指の間隔などを定義して、ものさしがわりに利用することも可能。もちろん学術研究などで利用する実在の単位を定義することもできる。
新たに定義した単位は定義ファイルに保存して再利用することができる。作者のホームページでは長さや面積などの単位を追加したり、新たに電荷や熱伝導率、磁束密度など理工系の分野で利用する単位グループを追加する定義ファイル「単位換算全集」を公開しており、これを「ドクターUnits」で読み込むだけで、63の単位グループの500種類以上の単位が換算できるようになる。
「ドクターUnits」は、試用中は定義ファイルの読み書きができない試用制限がある。銀行振り込みのほか、ベクターのシェアレジとNIFTY SERVEの送金代行サービスなどの送金方法が用意される予定だが、17日現在、銀行振り込み以外の送金方法は準備中となっている。
【著作権者】斉藤 寿成 氏
【ソフト種別】シェアウエア 1,200円
【バージョン】1.0(99/08/17)
□寿空間
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(新城 雅章)