単純な書式のテキストを譜面としてMIDI演奏する「Muse」v2.5が公開
譜面データはテキストエディターで手軽に作成可能
(99/08/30)
単純な書式のテキストを譜面データとしてMIDI演奏するソフト「Muse」v2.5が公開された。英数字や記号が記述されたテキストをそのままMIDIで演奏できるため、Windows付属のメモ帳などで手軽に譜面データを作成してMIDIの作曲を楽しめる。Windows 95/98/NT 4.0対応のフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「Muse」は、「c d e f g」といった文字列が記述された、拡張子MUSのテキストファイルを譜面データとしてMIDI演奏するソフト。テキストエディターなどで編集した譜面データは、「Muse」で読み込んですぐに演奏できる。アルファベットで音階を指定でき、数字と記号を用いてオクターブやテンポを変えることができる。英数字や記号を組み合わせて記述することで、コーラスやリバーブ、和音などを作り出して演奏に厚みを持たせたり、演奏時の音色を「トランペット」や「ギター」などに変えることも可能だ。
さらに、譜面データにWaveファイルのパスを記述しておけば、MIDIの演奏中に任意のタイミングでWaveファイルを再生することも可能。作成した譜面データは、拡張子MIDの標準MIDIファイルに出力できるので、他のMIDIプレイヤーで曲を再生したり、作曲専用ソフトで曲を再度編集できる。
【著作権者】加藤 一郎 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.5(99/08/30)
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(日沼 諭史)