容疑者を尋問するシミュレーション「取り調べ室シミュレーター」が公開
あらゆる手を尽くして爆弾のありかを聞き出そう
(99/09/06)
![「取り調べ室シミュレーター」](theroom_s.gif)
警視庁の取り調べ室で容疑者を尋問するシミュレーションゲーム「取り調べ室シミュレーター」が、1日にリリースされた。フリーソフトで、現在作者ホームページからダウンロードできる。
ある日突然、警視庁にかかってきた爆破予告電話。逆探知に成功して容疑者を逮捕したものの、都内のどこかに仕掛けられた爆弾のありかが全くわからないまま、刻々と時間がすぎていく。爆破まで残り24時間になっても手がかりはつかめず、容疑者の自供だけが頼りとなっていた--。「取り調べ室シミュレーター」は、こうしたプロローグから展開する、刑事ドラマでおなじみの取り調べシーンを体験できるシミュレーションゲーム。
プレイヤーの目的は、取り調べ官となって容疑者を尋問し、24時間以内に爆弾を仕掛けた場所を聞き出すこと。容疑者の“安心感”、“感情”“睡眠欲”“食欲”などのパラメーターに気を付けながら、声をかけたりタバコを吸わせたり、ときにはののしったりして“自供促進値”を最大の100まであげればゲームクリアとなる。
現在の時刻や容疑者の状態によって、効果的な説得方法は常に変化する。なにもしないで黙っているだけでも時間は無駄に過ぎてゆくので、泣き落としでもダジャレでも、できることは何でも挑戦したほうが良いだろう。容疑者に食事や仮眠を取らせることもできるが、大幅に時間が過ぎてしまううえ、あまり快適な環境だとなかなか尋問の効果が得られないので、タイミングに気をつけて与えるようにしよう。
容疑者から自供が得られないまま時間切れになるか、疲労のために容疑者が倒れて入院してしまうとゲームオーバーになる。最後は時間と容疑者の体力との駆け引きが難しいが、あらゆる手を尽くして市民の安全を取り戻そう。
【著作権者】MatchBox
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】-(99/09/01)
□マッチボックス
http://www.mmbox.com/
(新城 雅章)