グループ管理機能搭載のメールクライアント「GroupHarness」v1.0βが公開
スケジュールやアドレス帳をグループで共有可能
(99/09/14)
グループ管理機能を搭載したメールクライアント「GroupHarness」v1.0βが公開された。メールの送受信機能に加え、特別なサーバーを設置することなくスケジュールやアドレス帳を複数のユーザーで共有できる機能をもっている。Windows 95/98に対応。ベータ版はフリーで、現在同ソフトのホームページからダウンロードできる。
「GroupHarness」は、インターネットメールの送受信や、個人およびグループごとのスケジュール管理が可能なソフト。マルチアカウントに対応し、受信したメールに対して自動的に定型文を返信する「自動返信」機能や、受信したメールを特定のメールアドレスに転送する「自動転送」機能を備えている。「GroupHarness」のウィンドウ上では、メールをフォルダ分けしてツリー表示する部分、受信したメールの件名一覧を表示する部分、メールやスケジュールの内容を表示する部分の位置を自由に変更できる。
また、専用のサーバーを設置することなく、複数のユーザーをグループ化してスケジュールやアドレス帳のデータを共有できる「グループスケジュール」機能と「共有アドレス帳」機能をもっており、一人のユーザーがデータに変更を加えた際に、同じグループ内の他のユーザーのデータを変更して同期を取ることが可能。
さらに、「GroupHarness」を利用しているユーザー間でのみ、通常のメーリングリストと同じようにメールをやり取りできる「簡易メーリングリスト」機能も搭載している。「簡易メーリングリスト」を開設したユーザーがメールを受信したときに、「簡易メーリングリスト」に登録したユーザー全員にメールが配信される仕組みだ。
【著作権者】(株)エムエスエイ
【ソフト種別】ベータ版フリー
【バージョン】1.0β
□GroupHarness
http://www.groupharness.com/
(日沼 諭史)