起動オプションを指定してソフトを実行する「CmdOpen」v0.0.1が公開
右クリックメニューから起動してコマンドラインパラメーターの指定も手軽に
(99/09/16)
実行ファイルの起動オプションを簡単に指定できるソフト「CmdOpen」v0.0.1が公開された。実行ファイルの右クリックメニューに新しく追加される「パラメータを指定して実行」を利用することで、コマンドラインパラメーターなどの起動オプションを指定してからアプリケーションを起動できるようになる。Windows 95/98/NT 4.0対応のフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「CmdOpen」をインストールすると、拡張子がEXEの実行ファイルをエクスプローラ上で右クリックしたときのメニューに、「パラメータを指定して実行」という項目が追加される。メニューから「パラメータを指定して実行」を選択すると表示される「CmdOpen」のダイアログウィンドウでは、コマンドラインパラメーターや起動するアプリケーションが標準で使用するフォルダを、ファイルとフォルダを指定するダイアログで参照したり、キーボードから直接入力して指定できるほか、アプリケーション起動時のウィンドウの大きさを「通常のウィンドウ」「最小化」「最大化」から選択できる。それぞれの項目を指定したあとにOKボタンをクリックすれば、アプリケーションが起動する仕組み。また、実行ファイルへのショートカットの右クリックメニューにも「パラメータを指定して実行」が追加され、実行ファイルのときと同じように起動オプションを指定してからアプリケーションを起動できる。
コマンドラインパラメーターが用意されていることが多いMS-DOSプロンプト上で動作するアプリケーションなどで、コマンドラインパラメーターを頻繁に指定し直して実行する場合に便利。コマンドラインパラメーターにテキストファイルのパスを指定して「最大化」ウィンドウで起動させれば、テキストファイルをメモ帳で画面一杯に表示させるといったことも可能だ。
【著作権者】Tomoaki Nakashima 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.0.1(99/09/16)
□nakka.com
http://www.nakka.com/
(日沼 諭史)