【第58回】 「Tomb Raider: The Last Revelation」 女性冒険家ララ・クロフト、4度めの戦いが始まった （99/11/10） 　日本はもちろん、海外でも絶大な人気を誇るアクションアトベンチャー「Tomb Raider(トゥームレイダー)」シリーズ。その第4作目にあたる最新作、「Tomb Raider: The Last Revelation」のデモ版が公開された。…ということで、今回はコレに注目!! ジェットコースタームービー的なおもしろさ!! 　アクションアドベンチャーの定番タイトルとなった「Tomb Raider」シリーズの魅力は、なんといってもその自由な操作感だ。古代遺跡の迷宮の中を駆け抜け、銃を撃ちまくり、縦横無尽に動き回るキモチよさ。まるで映画のようなカメラワークとアクションは、アドベンチャーゲーム界に革命をもたらした。もちろん、謎解きの楽しさも見逃せない。古代遺跡を探索し、様々なトラップや怪物たちと対峙するストーリーは、映画「インディ・ジョーンズ」にも似たワクワク感だ。その最新作がまもなく登場するというのだから、これはもうプレイするしかない。 　 主人公の女性冒険家、ララ・クロフト 　 光と影を上手に使った映像が美しい 復活した邪神セトを封印し、世界を災厄から救え ララに襲いかかる2体のスケルトン 壁のレバーを引き下げると何が起こるのか? 　「Tomb Raider: The Last Revelation」は、主人公の女性冒険家ララ・クロフトがエジプトで謎の遺跡を発見するところから始まる。しかしその調査の途中、ララは遺跡に封印されていた古代エジプトの邪神セトを蘇らせてしまった。復活したセトを再び封印し、破滅目前の世界を救うというのが今回のストーリー。 通常移動 カーソルキー 慎重な移動 [Shift]+カーソルキー 武器の装備 スペースバー アクション [Ctrl] ジャンプ [Alt] 視点切り替え [0(テンキー)]+カーソルキー アイテム使用 [Esc] ポーズ/終了 [P]キー 　アクション性の高いアドベンチャーゲームなので、操作はとてもシンプルだ。カーソルキーを使って移動し、どんどん先へ進んでいけばいい。ただしマップ上には至る所にトラップや謎解きが仕掛けられているので、これらをクリアできなければすぐに行き詰まってしまう。隠されているアイテムを拾い、扉を開けるスイッチを発見し、行く手を阻む怪物と戦う。機転と発想の転換、そして的確な操作が必要だ。 練り込まれた上質の謎解きが楽しい 銃を構えるララ。容赦なくブチかませ!! 　今回は舞台が遺跡の中ということもあって、トラップのできがとてもいい。あっと驚く仕掛けがあちこちに散りばめられているので、「Tomb Raider」ならではの謎解きを存分に楽しめると思う。デモ版といっても内容に妥協はなく、この作品のエッセンスをたっぷりと味わえるはずだ。水や炎のゆらめき、そして光と影を駆使した陰影のある映像の美しさは感動モノ。前作に比べてポリゴンの作り込みや動作も格段に進化し、ララの動きもずっとスムーズになっている。 日本語版は12月24日に発売の予定 利用できる武器の種類も様々だ。うまく使い分けろ 　公開されているデモ版は英語版で、謎の遺跡の一室から始まる。プレイできるのはこのステージのみだが、ゲームのハイライトシーンをきっちり試せるように仕上げられている。製品版ではプレイ中にふんだんにムービーが盛り込まれ、より感情移入できるようになっているとのこと。日本国内ではアイドス・インタラクティブから、英語版が12月3日、日本語版が12月24日にリリースされる予定だ。 　 英語版 日本語版 発売元 アイドス・インタラクティブ アイドス・インタラクティブ 価格 7,800円 8,800円 発売日 12月3日 12月24日 （99/11/01、trtlrdemo.exe、13MB、ゲームデモ） □Tomb Raider: The Last Revelation ホームページ http://www.tombraider.com/trlr/trlr.html □Tomb Raider: The Last Revelation ホームページ(日本語) http://www.eidos.co.jp/title/trweb/ （駒沢 丈治） (C) EIDOS INTERACTIVE/CORE DESIGN LTD.

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