文字鏡研究会、「Mojikyo Character Map」v3.00Jを公開
俗字・略字など多種の漢字や梵字・甲骨文字の使用を支援
(99/12/01)
文字鏡研究会は25日、俗字・略字など多種の漢字から梵字・甲骨文字までを収録したフリーのフォント「文字鏡TrueTypeフォント」の使用を支援するソフト「Mojikyo Character Map」v3.00Jを25日に公開した。「文字鏡TrueTypeフォント」に収録されている8万字以上の漢字・文字・記号を、一覧で表示してさまざまなアプリケーションで活用できるようにする。Windows 95/98/NT 4.0に対応したフリーソフトで、現在同会のホームページからダウンロードできる。
「Mojikyo Character Map」は、8万字以上の漢字・文字・記号を一覧で表示し、さまざまなアプリケーションで活用することができるソフト。IMEの文字コード表から漢字を選択するのと同様の操作で、文字コードや文字のビットマップ、公開サーバーに登録されている文字のGIF画像のURLなど9種類の形式でクリップボードにコピーすることができる。これにより、JISコードやUnicodeに登録されていない文字を手軽にワープロソフトや表計算ソフト、ホームページなどで使用することが可能。また、年賀状を出す際に、実際の名前にJIS漢字に登録されていない漢字が使われている人の宛名書きにも便利だろう。
新バージョンのv3.00Jでは、梵字や甲骨文字が一覧表の中から選択が可能になったほか、ショートカットキーによるクリップボードへのコピーや一覧表をクリックしたときの拡大表示を3種類の大きさから選べるようになっている。
【著作権者】(株)エーアイ・ネット
【ソフト種別】フリーソフト(商用には製品版「今昔文字鏡」のライセンスが必要)
【バージョン】3.00J(99/11/25)
□Mojikyo Net - Home
http://www.mojikyo.gr.jp/html/
(小山 文彦)