Windows CE用縦書き表示対応テキストビューワー「RubyReader」v1.5
ルビの表示も可能で、手軽に電子読書を楽しめる
(99/12/07)
ルビを表示できるWindows CE用の縦書き表示対応テキストビューワー「RubyReader」v1.5が、6日に公開された。広く利用されているマイクロテクノロジー形式と青空文庫形式で記述されたテキストファイルを読み込んでルビつきのテキストを表示できる。フリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「RubyReader」は、テキストの横書き表示と縦書き表示が可能なWindows CE用のテキストビューワー。文字を90度回転して縦書き・横書き表示することも可能で、Windows CE端末自体を90度回転させて文章を読むことができる。さらに、現在広く利用されているマイクロテクノロジー形式と青空文庫形式という特殊な書式で記述されたテキストファイルを読み込めば、漢字にルビがふられたテキストが表示されるようになっている。
「RubyReader」でテキストファイルを読み込むと、前回読み進んだ箇所まで自動的にジャンプして表示してくれるため、サイズの大きなテキストファイルでもすぐに続きを読むことができる。青空文庫のホームページにはテキストデータ化された小説がいくつもフリーで公開されており、持ち運びに便利なWindows CE端末と「RubyReader」を組み合わせれば、どこでも手軽に電子読書を楽しめる。
【著作権者】片山 功士 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.5(99/12/06)
□文学索引辞典
http://www.sanderpuzzle.com/bungak/
□青空文庫
http://www.aozora.gr.jp/
□CD-ROM商品情報のページ((株)マイクロテクノロジーのホームページ)
http://www.microtechnology.co.jp/cdrom/
(日沼 諭史)