3Dベンチマークソフト「3DMark2000」がリリース
3D CGアニメーションを表示してパソコンの性能を計測
(99/12/07)
MadOnion.comは6日、3Dベンチマークソフト「3DMark2000」をリリースした。3D CGアニメーションなどを表示することで、CPUやグラフィックスカードの性能を計測できる。DirectX 7がインストールされたWindows 95/98/2000に対応しており、現在同社のホームページから、機能制限が付いたフリーの「3DMark2000」をダウンロードできる。
「3DMark2000」は、3D CGアニメーションなどを表示することで、実際に3Dゲームをプレイする場面に近い条件でパソコンのCPUやグラフィックスカードの性能を計測できるベンチマークソフト。様々な測定項目をテストしてCPUの速度や3D CGの描画性能を数値で出力するベンチマークモードと、3D CGアニメーションのみをいくつも続けて再生するデモモードが用意されており、どちらのモードでもヘリコプター同士の緊迫した空中戦や怪しげな雰囲気の夜の港町などをリアルにアニメーション表示する。3D性能を飛躍的に高める技術「ハードウェアT&L」に対応しているため、「ハードウェアT&L」対応のグラフィックスカードを利用していれば、ベンチマークでより高い数値を叩き出すことも可能だ。
なお、ユーザー登録することで機能制限のない「3DMark2000 Pro」へアップグレードできる。同社によるとユーザー登録の受付は来週中に開始され、旧バージョンのベンチマークソフト「3DMark99 MAX」の登録ユーザーは、「3DMark2000 Pro」に優待価格でアップグレードできるとのこと。「3DMark2000 Pro」では、ベンチマークの設定切り替えを自動化できる「Batch Run」機能と、ベンチマークの結果をわかりやすく表示できる「ResultBrowser」機能が利用できるほか、「Image Quality」という2D画像の描画性能を計測するテスト項目も実行できる。
【著作権者】MadOnion.com
【ソフト種別】フリーソフト(「3DMark2000 Pro」はシェアウェア)
【バージョン】Build 335(99/12/06)
□MadOnion.com
http://www.madonion.com/
(日沼 諭史)