チュンソフト、「風来のシレン」のシェアウェア版をリリース
LAN環境を利用して、ハイスコアやアイテムの共有が可能
(00/01/17)
(株)チュンソフトは15日、ロールプレイングゲーム「風来のシレン ~月影村の怪物~」のシェアウェア版をリリースした。これまでコンビニエンスストアでのみ販売されていたものをオンラインでも購入できるようにしたもので、シェアウェア価格は1,575円(税込み)。現在Vectorのソフトライブラリからダウンロードできる。送金方法はVectorのプロレジか郵便振替の2種類が用意されている。
「風来のシレン」は、ゲームをプレイするたびにマップやアイテムの配置が変わるダンジョンロールプレイングゲーム「不思議のダンジョン」シリーズの作品のひとつ。今回リリースされた「~月影村の怪物~」は、'96にリリースされたゲームボーイ版「風来のシレン」のリメイクとなっている。
プレイヤーが演じるのは天涯孤独の風来坊“シレン”。怪物から守るために毎年幼い子供をいけにえにささげている村で、いけにえの女の子を救おうと森に迷いこんだ村の男の子を見つけだすのが第一の目的だ。マップ上で拾えるさまざまなアイテムを使ってモンスターを退治しながら、奥へ奥へと進んでいこう。
プレイヤーが途中で死んでしまうとスタート地点の村に戻されてしまうというのも「不思議のダンジョン」シリーズの特徴だ。レベルや経験値が元に戻ってしまうだけでなく、序盤では道中で拾ったアイテムもすべて失ってしまうので、体力に気をつけて慎重にプレイするようにしよう。
このほかPC版では、LAN環境を利用することで、ハイスコアを共有したり、他のプレイヤーが死亡してばらまいたアイテムを他の人が回収して利用できるようになっている。なお試用中は、いけにえの女の子を救おうと森に迷いこんだ“むらおさ”の孫“ナギ”を見つけだすところまでプレイすることができる。
【著作権者】(株)チュンソフト/すぎやまこういち 氏
【ソフト種別】シェアウェア 1,575円
【バージョン】1.01(00/01/15)
□CHUNSOFT Press Release Win版 風来のシレン
http://www.chunsoft.co.jp/ja/press/shirenwin/downlord/
(新城 雅章)