差分更新可能なファイルバックアップソフト「Disk Mirroring Tool」v1.01
バックアップするファイルをあらかじめ一覧表示して確認できる
(00/01/21)
差分更新可能なファイルバックアップソフト「Disk Mirroring Tool」v1.01が、21日に公開された。バックアップを実行する前にあらかじめバックアップされるファイルを調査して一覧表示する「テスト」機能を備えているのが特長。Windows 95/98/NT 4.0/2000対応のフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「Disk Mirroring Tool」は、指定したフォルダをまるごと任意のドライブやディレクトリにバックアップできるソフト。2回目以降のバックアップ実行時には更新されたファイルのみ高速にバックアップするほか、バックアップ先にしかないファイルは自動で削除する。バックアップされるファイルや削除されるファイルをあらかじめ調査して一覧表示できる「テスト」機能を使うことで、古いデータでバックアップファイルが上書きされたり、必要なファイルが削除されないことを確認してからバックアップを実行できるようになっている。プログラムを任意の時間に起動できるスケジュールソフトと組み合わせて使用することで、定期的に自動バックアップすることも可能だ。
また、特定の名前をもつファイルやフォルダをバックアップしないよう設定したり、指定したボリュームラベルのドライブにのみバックアップする設定も可能。極端にサイズの大きいファイルをバックアップしてディスクの残り容量を圧迫してしまったり、MOディスクなどのリムーバブルメディアでバックアップする際に、大事なデータが入ったディスクに関係のないデータをバックアップしてしまうといったミスを防ぐことができる。
【著作権者】MERCURY 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.01(00/01/21)
□MERCURY's Software Lab.
http://www5.wisnet.ne.jp/~mercury/
(日沼 諭史)