一組のマウスとキーボードで複数マシンを操作する「どこドア」v3.4が公開
不正使用対策のためユーザー登録パスワードを変更
(00/02/02)
TCP/IPで接続された複数のPCを一組のマウスとキーボードで操作できるキーボード切り替えソフト「どこドア」v3.4が、2日にリリースされた。従来のバージョンでは事実上3台のマシンまでしか扱えなかったのが改善されたほか、不正使用対策としてユーザー登録のパスワードが変更されている。Windows 95/98/NTで動作する1,800円のシェアウェアで、試用期限は6月30日まで。現在作者ホームページからダウンロードできる。
今回リリースされたv3.40では、操作するPCを設定する項目にこれまで入力した履歴がリスト形式で表示されるようになり、操作するPCの設定が簡単に切り替えられるようになった。これまでのバージョンでは設定の切り替えが難しく、事実上3台のPCまでしか操作できなかったが、設定が簡単に切り替えられるようになったことにより4台以上のPCが操作できるようになっている。このほか、「どこドア」のタスクトレイアイコンをクリックすることで一時的に機能を無効にできるようになるなど、細かな変更が加えられている。
なお、v3.40より不正使用ユーザーへの対策としてユーザー登録用のパスワードが変更された。既に登録済みのユーザーには新たなパスワードがメールで通知される。また試用期間についても従来のインストール後3週間から、バージョンごとに固有の使用期限が設けられるようになった。
【著作権者】Team Quickware
【ソフト種別】シェアウェア 1,800円
【バージョン】3.4(00/02/02)
□Team Quickware
http://member.nifty.ne.jp/ritmo/quickware.htm
(新城 雅章)