Windows CE用の表計算ソフト「SpreadCE」20000205 Betaがリリース
Pocket Excel形式のファイルで出力することも可能
(00/02/07)
ハンドヘルドPC版
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パームサイズPC版
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Windows CE用の表計算ソフト「SpreadCE」20000205 Betaが、5日に公開された。データの編集はもちろん、300種類の関数を利用した数値計算も可能。Windows CE 2.0を搭載したパームサイズPCおよびハンドヘルドPC対応のフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「SpreadCE」は、Windows CEで動作する300種類の関数を備えた表計算ソフト。Excelのようにセルに文字や値を入力し、ウィンドウ下に表示されたタブを使って複数のワークシートを切り替えながら編集していくことができる。スタイラスペンでセルをドラッグして複数のセルを選択し、まとめてコピーや貼り付けなどの操作を行える。また、加減乗除の記号や“SUM”“ABS”など300種類の関数を使って数値や日付、金額を計算する機能、文字列や数値の検索機能も備えている。独自形式のファイルのほか、CSV形式やPocket Excel形式のファイルを編集・保存できるため、「SpreadCE」で編集したデータをデスクトップパソコンの表計算ソフトで再編集するといったことも可能。特にPocket Excelが標準で同梱されていないパームサイズPCなどのユーザーは、便利に活用できるだろう。
なお、「SpreadCE」は英語版のソフトだが日本語も問題なく入力できる。作者のホームページではWindows 95/98で動作する表計算ソフト「Spread32」も公開されており、Windows CE端末を持っていないユーザーでもシンプルな表計算ソフトとして利用できる。
【著作権者】Bye Design Ltd
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】20000205 Beta(00/02/05)
□Bye Design Ltd
http://www.byedesign.freeserve.co.uk/
(日沼 諭史)