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本格3D CGモデリングソフト「ポリゴン職人」v1.4 alpha3が公開

オブジェクトを階層構造で管理して複雑な3Dシーンも素早く構築

(00/02/09)

「ポリゴン職人」v1.4 alpha3  本格3D CGモデリングソフト「ポリゴン職人」v1.4 alpha3が、7日に公開された。テクスチャーを透過表示してリアルな3Dオブジェクトを作成でき、VRML形式などでファイル出力できる。Windows 95/98/NT 4.0に対応した3,000円のシェアウェアで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「ポリゴン職人」は、3D CGの元となる3Dオブジェクトの作成や3Dシーンのレイアウトが可能な3D CGモデリングソフト。3Dオブジェクトの面ごとに異なる色と透明度を設定でき、テクスチャーとして貼り付ける画像を指定できる。テクスチャー画像内の指定した色のみを透過表示することも可能だ。

 「ポリゴン職人」では、複数の面で構成された3Dオブジェクトを「形状ノード」、3Dオブジェクトの位置情報を「配置ノード」と呼び、各ノードに名前を付けてグループ化してツリー表示できる。階層構造で管理できるため、3Dシーン全体の構造が把握しやすくなっている。

 例えば部屋の中をモデリングする場合、テーブルやイス、ごみ箱などの「形状ノード」の位置を個別に設定するときは、「形状ノード」と同じ数だけ「配置ノード」を作成して1つずつ関連付ける。さらに、全ての「形状ノード」を1つのグループにまとめることができる。テーブル、イス、ごみ箱を“家具”というグループにまとめておけば、“家具”グループに「配置ノード」を関連付けるだけで「形状ノード」の空間関係を保ったまま丸ごと移動でき、「形状ノード」ごとに配置ノードを関連付ける手間が省ける。

 作成した3Dシーンは「ポリゴン職人」独自のファイル形式で保存できるだけでなく、VRML形式で保存してWebブラウザーで3D CGを表示できるようにしたり、多くの3D CGソフトで利用されているDXF形式でも保存できる。

【著作権者】TakenokoSoft
【ソフト種別】シェアウェア 3,000円
【バージョン】1.4 alpha3(00/02/07)

□ポリゴンモデラー 「ポリゴン職人」サポートページ
http://www.iris.dti.ne.jp/~takenoko/

(日沼 諭史)

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