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Windows 2000、複数の不具合修正モジュールが公開

NT 4.0からのアップグレード前に修正プログラムを実行する必要のある不具合も

(00/02/18)

 2月18日に発売された新OSのWindows 2000について、マイクロソフト(株)のサイトでは、早くも複数の不具合修正プログラムが公開されている。これらの修正モジュールは、現在同社サイトからダウンロードできるが、中にはWindows NT 4.0からWindows 2000にアップグレードする前に修正プログラムを実行しなければ修正できない不具合もあるので注意が必要だ。

 18日現在、修正プログラムが公開されているのは、“西暦以外のカレンダーで年が誤って表示される問題”、“アップグレードによりIME2000のユーザー辞書が消える問題”、“固定ピッチフォントのポイントサイズによりピクセル幅が既存と異なる問題”の3つ。

 ほとんどの修正プログラムは、Windows 2000のインストール後に実行すればよいが、“アップグレードによりIME2000のユーザー辞書が消える問題”については、Windows 2000にアップグレードする前のWindows NT 4.0上で修正プログラムを実行する必要がある。

 このほか、Windows 2000 ServerのActive Directoryオブジェクトで濁音、半濁音、拗音、促音を区別ができない問題が確認されているが、この問題の修正プログラムは現在開発中で、準備ができ次第同社サイトからダウンロードできるようになるとのこと。

□Windows 2000 セットアップに関するご注意
http://www.microsoft.com/japan/windows2000/setup_faq.htm

(新城 雅章)

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