音楽コンテンツ管理ソフト「RealJukebox」の日本語版がリリース
“日本版CDDBサーバー”への対応は春以降を予定
(00/03/01)
リアルネットワークス(株)は1日、さまざまな音楽コンテンツをパソコン上で一括して管理・再生できる「RealJukebox」の日本語版をリリースした。Windows 95/98/NT 4.0用のソフトで、無償で利用できるBasic版と、高音質のエンコードなどをサポートした29.99ドルのPlus版の2種類が同社サイトからダウンロードできる。なお、「RealJukebox」をインストールするには、あらかじめ「RealPlayer G2」以降がインストールされている必要がある。
「RealJukebox」は、インターネット上で配布されている音楽コンテンツや、ローカル環境に保存された音楽ファイル、音楽CDなどを一括して管理・再生できるソフト。「RealJukebox」を使ってインターネット経由で音楽コンテンツをダウンロードできるほか、手持ちの音楽CDをMP3やRealAudio形式の音楽ファイルに手軽にエンコードすることができる。このようにして集めた音楽ファイルは、「RealJukebox」のデータベースでアーティスト名やアルバム名、音楽ジャンルなどで自動的に分類され、いつでも再生できるのが特長だ。英語版「RealJukebox」は'99年9月にリリースされた。
今回リリースされた日本語版は、英語版の「Update 1」相当で、Plus版ではCD-Rドライブを使ってオリジナルの音楽CDを作成したり、大容量のリムーバブルメディアを利用して音楽ファイルを管理することができる。英語版との違いは、メニューや設定画面の表示が日本語化されたほか、画面左下の「CheckOut.com」や「800.com」へのリンクボタンが、ビデオ/CDレンタルの「TSUTAYA」へのリンクボタンに変更されている。
なお、音楽CDからエンコードする際にタイトルやアーティスト名などの情報を取得するCDDBサーバーへの接続機能は、現在のところ英語版と同じく日本語文字を利用することはできないが、同社では春から夏をめどに国内のCD情報サーバーに接続できるようにして、邦楽のタイトルやアーティスト名を正しく取得できるようにしたいとしている。
【著作権者】リアルネットワークス(株)
【ソフト種別】Plus 29.99ドル/Basic フリーソフト
【バージョン】1.0.0.532(00/03/01)
□jp.real.com
http://www.jp.real.com/
□窓の杜 - Real Networks、CD作成のできる「RealJukebox Update 1」をリリース
http://www.forest.impress.co.jp/article/2000/01/11/realjukebox.html
(新城 雅章)