マイクロソフトが「Windows Services for UNIX」2.0 日本語版 Beta 2を公開
UNIX系OSで使われる数十種類のコマンドやツール群を利用できる
(00/03/01)
マイクロソフト(株)は1日、Windows NTおよびWindows 2000でUNIX系OSと同じ機能を実現する「Windows Services for UNIX」2.0 日本語版 Beta 2を公開した。UNIX系OSで用いられる基本的なコマンドやツール群、NFSサーバーなどと同じ機能をWindows NTやWindows 2000に追加できる。フリーソフトで、現在同社のホームページからデモ版ソフトやPerlインタープリター「ActivePerl」などが含まれた64MBのフルインストールバージョンと、それらのソフトを除いた19MBのバージョンをダウンロードできる。
「Windows Services for UNIX」は、Windows NT/2000でUNIX系OSと同じ機能を実現するツール群。ls, cp, tarといった数十種類のコマンドのほか、テキストエディター「vi」などのツールを、同梱の「UNIX コマンド シェル」というコマンドプロンプト風のアプリケーション上で利用できる。
さらに、「Telnetクライアント/サーバー」を使うことで、インターネットやLANで接続された他のパソコンがWindows NT/2000のパソコンにアクセスし、ファイルを操作したりUNIXと同じコマンドやツールを利用できる。また、Windows NT/2000のパソコンとUNIXのパソコンが相互にファイルを共有できる「NFSクライアント/サーバー」なども用意されている。
【著作権者】マイクロソフト(株)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.0 Beta 2(00/03/01)
□Windows NT Services for UNIX Add-On Pack
http://www.asia.microsoft.com/japan/products/ntserver/sfu/
(日沼 諭史)